2017年1月18日水曜日

2017/1/13付 映画「美しい星」5月公開

情報ソース:映画「美しい星」公式サイト

以前もお知らせしたとおり、三島由紀夫のUFO小説が映画化され、5月より全国で公開される。
三島由紀夫は日本の初期のUFO研究団体である日本空飛ぶ円盤研究会にも参加していたことで知られる。
三島は戦後の閉塞感を憂い、人類からすると神のような存在になるであろう宇宙人に期待するところ大だったんじゃないだろうか。

原作では家族4人がそれぞれ太陽系の他の星から来た宇宙人だという意識に目覚めた設定。しかし木星人のはずの母親(中嶋朋子)が、映画では地球人のままという設定に変えられているようだ。
出演はリリー・フランキー、中嶋朋子、亀梨和也、橋本愛など。
映像を見る限り、時代設定も現代に移しているようだ。

原作は「三島由紀夫がUFO問題を斬る!」とかいう類ではなく、核兵器の問題に揺れる人類を、高度な文明を持つ異星人という高い視点から俯瞰するような内容である。
おそらく映画も現代の人類の諸問題を風刺するような内容ではないかと思う。


きっと興味深い映画になっていると思うので、ぜひ見に行きたい。
それまでに原作ももう一度読み直したい。

2017/1/5付 チリ海軍がガスを吐くUFO映像を公開

情報ソース:DAILY STARTHE HUFFINGTON POSTTOCANA

YouTubeより
2014年11月11日午後1時52分頃に、チリ海軍のヘリコプターから撮影されたという全長9分ほどの映像。
画面の中央に映る黒い物体が、途中から黒い物を吐きながら飛行しているように見える。
ヘリで地形を撮影中、奇妙な物体が飛行するのを見つけ、より明確に撮影するために赤外線撮影したという。(画像が反転したような白黒なのはそのため)
確認を取ったが、地上のレーダーでは確認できなかった。
パイロットは何度かこの物体に対して通信を試みたが、返事を受けることはできなかった。
その後物体は雲の中に消えた。

フルサイズの映像

2017年1月13日金曜日

ジョー・フェリエールの葉巻型UFO写真

1967年7月3日午後7時15分(午後6時30分頃、午後0時40分との情報も?)
アメリカ、ロードアイランド州カンバーランド(ウーンソケット)
Cumberland (Woonsocket), Rhode Island

概要

小型UFOの母船らしき葉巻型UFO?
 ラジオアナウンサーが巨大な葉巻型UFOを目撃し、撮影する。

2017年1月9日月曜日

2017/1/1付 イギリスの街に浮かぶオーブ型UFO!?

情報ソース:MUFON(Case number:81266)、TOCANAUFO Sighting Daily
MUFONより
物体のアップ
2012年6月9日午後2時頃、イギリスのマンチェスターで、ドライブ中の兄弟が半透明のオーブ型UFOを携帯電話で撮影した。
兄弟は突然の目撃にショックを受け、見た物がなんだったのか説明してほしいという。

2017年1月6日金曜日

2016/12/24付 スロバキアのケムトレイルとUFO?

情報ソース:YouTube、TOCANA

12月16日、飛行機が雲を残しながら通過した後、上空に強く光る発光体の映像が撮影された。

撮影者やスコット・ウェアリングは飛行機の残した雲をケム・トレイル(陰謀論に出てくる「健康障害を起こすために飛行機によって散布される有害な化学物質」)であるとし、発光体との関連も指摘している。

——飛行機の残した雲はただの飛行機雲だろう。そもそもケム・トレイルなんてもの自体ないのだが、仮に有害物質を撒いているとして飛行機雲とどう区別をつけるのか。
光体は撮影時刻と方角がわからないが、夕方の南〜南西の空であるなら金星だ。金星は当日はマイナス4.2等級という明るさでとても強く輝いていた。
縁が緑に映っているのはよくわからないが、レンズのコーティングなどによるものかも知れない。

2016/12/22付 月のクレーターに球形UFO!?

情報ソース:YouTube、TOCANA

月面のクレーター中央に、球形UFOのようなものがあるのが撮影されたという。

——調べたところ、これはテオフィルス(Theophilus)クレーターだった。
UFOだとか、TOCANAでサイヤ人の宇宙船ポッドとか言ってるのは、単なる中央丘だ。
iOSアプリMoonGlobeHDより
とてもバカバカしい。

2017年1月5日木曜日

2016/12/3付 珍しいドーム型の霧!

情報ソース/The SunIRORIO

The Sunより
12月2日の朝8時、英国は北ウェールズのトレマイルヒオン(Tremeirchion)で、教師のハンナ・ブランドフォード(33)がドーム型の霧を発見し、写真に収めた。
彼女はこのような霧を見たことは初めてだという。
霧は10分ほどで平らになり始め、広い範囲を覆ったという。
気象予報官によればこれは極めて稀な現象で、地上の熱源(おそらく農業用の温かいため池など)が起こしたものではないかという。
ネットではUFOの基地などという声があるという。
——面白い現象だ。こういったものを着陸したUFOと思い込み、後付けで宇宙人との遭遇の偽記憶が加えられ、事件となってしまうこともあるのかもしれない?

2016/12/4付 赤坂上空の怪飛行物体

情報ソース:TOCANA


実際のストリートビュー
マウスなどで拡大できます
TOCANAが読者から寄せられた情報として、グーグルマップのストリートビューで、東京の地下鉄赤坂駅2番出口上空に奇怪な物体が写っていることがわかった。

——これはテレビのワイドショーでも取り上げられていたが、鳩だということがわかった。
明るさを調整すると尾羽の模様が見える
上部の扇型の部分が尾羽、下の両側が翼、その間がくちばしだ。
鳩とわかりづらいポーズを取った瞬間に写ったこと、見上げる位置のため上下が逆になったこと、空を背景にシルエットになったことなどが重なって奇怪なものに見えてしまったわけだ。
また、テレビでは高い位置を飛んでいるのに大きすぎるというコメントをしていた出演者がいたが、背後のビルの最上階と同じ位置に写っているからといって、同じ高さを飛んでいるわけがない。鳩の方はもっとずっと下を飛んでいるわけだ。一種の目の錯覚とも言える。
思いもしない瞬間の写真というのは、UFOの誤認にも通じるものがあると思う。

2016/11/22付 女子高生撮影の光体、世界的に話題に

情報ソース:ツイッター、TOCANAMailOnlineIRISHMirror


2016年11月22日早朝5時59分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、津波警報が出され、騒然となったのも記憶に新しい。
その約20分後に16歳の女性が撮影したという光体の動画が、海外の一部メディアで、隕石ではないかとして報道された。
撮影者のあっすーさんは「隕石じゃない」と推測している。

——残念ながらこれは飛行機雲だろう。ショートコントレイル(短い飛行機雲)と呼ばれる、できたそばからすぐに消えてしまう飛行機雲だ。
飛行機のフライト情報を地図上で確認できるアプリPlaneFinderHDを使って、当時の付近の飛行状況を確認したところ、ちょうどその時刻にシカゴからアンカレッジに向かうキャセイ・パシフィック航空のボーイング747-8が、撮影場所の群馬県沼田市の東の空を飛行していたことがわかった。
この類のアプリは、すべての航空機を捕捉しているわけではないが、時刻と位置関係(空が明るいので東の方だと思われる)からおそらくこの便だと思われる。
大きな地震と見慣れない現象。つい結びつけてしまいそうだが、ぜひ慌てず冷静に確認するようにしてほしい。
この女性は必要以上に大騒ぎせず、賢明な対応だったと思う。
これを機に、こうした飛行機雲があって不思議な現象とよく間違われていることを知識として知ってもらえれば幸いだ。

2016/11/20付 カリフォルニアで謎の発光体?

情報ソース:MUFON(Case Number80430)、TOCANAUFO Sighting Daily

MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:47
2015年7月1日正午頃、カリフォルニア州の道を車で走行中、岩の上に小さな発光体を認めた運転者が車を止めて写真を撮影したところ、それは大きくなって瞬く間に見えなくなったという。
写真には長く写る白い筋と、小さな二つの発光体が写っている。

——画面全体の色合いから見て、車のガラス窓越しに撮影したものだろう。
MUFONより
撮影日時2015/07/01 20:01:44
MUFONにはもう一枚、光体が写っていない写真がアップされており、Exif情報を見たところ撮影日時が20:01:44となっていた。問題の写真の3秒前に撮影したものだ。
注意:撮影時刻が20時というのは筆者のパソコンに取り込んで確認したものだが、カリフォルニアのサマータイムシーズンとの時差16時間を考えると、朝4時の撮影ということになってしまう。写真から見てさすがにそれはあり得ないだろう。
7月1日12時の撮影なら、日本では7月2日4時と表示されるはずと思うのだが。撮影したカメラ(Canon PowerShot G12)の設定時刻がいちじるしくずれていた可能性以外わからなかった

後の写真の方が岩に近づいて撮影されているが、レンズの焦点距離は約12mmのままなので、ズームして撮ったものではない。
止まって撮影したとあるが、せいぜい徐行程度で車を進めながら続けて撮影したのだろう。
車内もしくは車外の光が窓ガラスに反射して飛行物体のように見えたので、徐行しながら撮影したところ、1枚目は写らず、3秒後に撮影した2枚目に再び光が反射して窓に写り込み、それを撮影した。
車は進み続けていて光の角度も変わったため、あっという間に写り込みは見えなくなった。
…とそれだけの話だろう。
岩の上の発光体もその下の長い発光体とも、上の方が薄い緑色、下の方が白い光になっている。これは反射の加減で上下二重に写っているのだと思われる。

スコット・ウェアリングは相変わらず「これは地下4〜5kmにある基地から飛び立ったものだ」などとアホなことを言っているようだ。
また撮影場所をエリア51付近を走る、Extraterrestrial Highwayとも呼ばれる国道375号ではないかと言っている。しかしそれは隣のネバダ州であり、カリフォルニア州ではない。(カリフォルニアにはそれに通じる道は延びているが、名前は国道6号だ)
要するにこの男の言うことは相も変わらずメチャクチャなのだ。