![]() |
7月29日の晩の火星(筆者撮影) |
火星の軌道は少し楕円のため、年に一度地球が火星を追い抜く際に近づいても、毎回距離が違うことになる。今回の大接近は2003年以来の15年ぶり。
たびたび述べているとおり、6月頭から火星全体を覆うような砂嵐(サンドストーム/ダストストーム)に覆われてそれが晴れきっていないが、上の写真の側は比較的影響が少なかったようで、地表の様子が見て取れる。
大接近後もしばらくは南の空に赤々と輝く火星が楽しめる。
![]() |
濃い青の部分が発見された地底湖 ESAより |
![]() |
今月31日の大接近間近の火星(21日に筆者撮影) 先月来のダストストーム(砂嵐)がまだ晴れ切らない |
![]() |
6月26日12時50分(日本時間)頃、上空約22kmから撮影したリュウグウ JAXA宇宙科学研究所より 画像クレジット:JAXA、東京大学、高知大学、立教大学、名古屋大学、千葉工業大学、明治大学、会津大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
![]() |
現在のりゅうぐうの位置 ステラナビゲータ10より |
![]() |
MUFONより |
2018年6月11日午前12時00分(写真のEXIF情報だと11日午後9時50分)——EXIFを見ると、ストロボを焚いて撮影したようだ。
アメリカ、ワシントン州デ・モイン
外でタバコを吸うついでに星の写真を撮り、家に入った。
翌日携帯電話の写真のギャラリーを見たところ、三角形の円形の物体が写っていた。撮影時にはそれを見なかった。
写真の右下に木の枝がある。物体の模様を見ることができる。本当に奇妙だ。写真を加工したりはしていない。
![]() |
4月30日の火星(筆者撮影) |
![]() |
筆者撮影の6月8日の火星(上が南) 現北半球を中心にダストストームが起きている。 地球に接近しているために大きさがずいぶん大きくなっていることがわかる。 |
火星探査車キュリオシティが、火星の30億年ほど前の岩の中から有機物を発見し、古代の生命が存在できる環境があった痕跡を発見した。
有機物の生成は通常生物に関係するが、生物由来でなくても生成できるので、必ずしも生命がいた根拠にはならないが、今後の調査のための良い兆候となった。
また、分析により、待機中のメタン濃度が季節によって変化することもわかった。