月面を曲がって動く黒い丸い物体(右下) YouTubeより |
黒い丸い物体が月面を逆「く」の字に旋回している映像が紹介されている。12の映像をモザイク状につなぎ合わせたものだというが、この動きは人工衛星ではあり得ない。
撮影者と撮影状況
撮影者:Alberto Mayer(イタリア)
撮影日時:2007年4月29日午後10時52分
撮影場所:イタリア北部のブスト・アルシチョ(Busto Arsizio)
撮影機材:望遠鏡セレストロンC8、ミードLXD75赤道儀、6mmの接眼レンズ、Unibrain Fire-i Board Camera 640×480のモノクロカメラ、AstroIIDC(キャプチャーソフト)、MacBookPro
キャプチャソフトウェアは1動画あたり300フレームをキャプチャーするように設定されていて、連続モードでイベントを追跡できませんでした。これが映像間のギャップの原因です。
背景画像上の軌跡は、物体が月の表面を移動している間の合成時によるものです。(動画のフレームを合成して静止画にしたため、移動している物体はうっすらと筋だけ残ったということ)
自身のサイトでもこの不思議な映像についてページを設けて紹介している。
UTO - Unidentified Tracked Object
オリジナル動画への直リンク(AVIの動画です。すぐにダウンロードが始まるかもしれません)
望遠鏡のピントを合わせていてCCDカメラのほこりに気がつき、センサー掃除後、新たな大きな黒い斑点に気づきました。
CCDをきれいにするのは難しいと思いイライラしていたところ、画面を斑点が動いているの目にしました!
残念なことに、キャプチャソフトウェアは一回に300フレームしかキャプチャできないため、貴重な時間を失いながら何度もやり直す必要がありました。
同時に、急な興奮にハンドコントローラーの操作を間違いながら、手動で操作する必要がありました。
月は地平線の36度上にあり、子午線に達するほど遠くはありませんでした。
私は静止衛星ではないかと考えましたが、計算してみたところ実に巨大です!
現在我々はこの件について調査しようとしています。物体の大きさが違うように見えても、それはメテオバルーン(meteo balloon)である可能性があります。
楽しいね!
望遠鏡を物体に向けて合わせ直しながら苦労して撮影したようだ。
動き方からするとカメラの撮像素子か接眼レンズ付近にいる虫っぽいが、望遠鏡の向きを変えても月面と物体の相対位置は変化していない。
そうであれば月も日周運動で動いているため、偶然にそれと比べてあまり不自然に見えない動きで飛んでいたものと思われる。
余談だが、2010年にすでに台湾在住のダメUFO研究家スコット・ウェアリングがこのネタを取り上げていたようだ。
もっとどうでもいいが、Alberto Mayerという名前は、かのビリー・マイヤー(Eduard Albert Meier)と似ていて面白い。
正体は風船か?
可能性があるなら、本人が言うように気球/風船(原文のmeteo balloonがよくわからなかった)がちょうど月の前を飛んでいたのかもしれない。もちろん月面付近じゃなく、地球の大気中だ。そうであれば月も日周運動で動いているため、偶然にそれと比べてあまり不自然に見えない動きで飛んでいたものと思われる。
余談だが、2010年にすでに台湾在住のダメUFO研究家スコット・ウェアリングがこのネタを取り上げていたようだ。
もっとどうでもいいが、Alberto Mayerという名前は、かのビリー・マイヤー(Eduard Albert Meier)と似ていて面白い。
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